新築瓦屋根の固定が義務化されています。
- お知らせ
2022年より新築の瓦屋根の固定が義務化されています。
これは阪神・淡路大震災の教訓を得て2001年(平成13年)に用いられた全ての瓦をネジや釘で固定する「ガイドライン工法」というもので、これまで義務ではありませんでした。
しかし、2019年に千葉県に上陸した台風15号では、屋根材が飛ばされる被害が多発し、固定された屋根では20件程度の被害だった一方で、固定されていない屋根は350件と実に15倍以上の被害がありました。
※下のリンクより「改正内容説明資料」をご覧ください。
屋根の飛散や脱落事故の危険性がある事例は全国に数多くあり、これらの実態を鑑みて建築基準法の告示基準が改正され、義務化となりました。
既にある住宅や建築物に対しては直ちに修繕を求めるものではありませんが、傷みが出ている屋根はもとより、固定されていない瓦屋根が危険な状態であることに変わりがなく、瓦の固定やスレート屋根への吹き替えを検討するお客様も増えております。
私たちは先ず点検をさせていただき、どのような対策ができるかご相談をお受けしております。お気軽にお問い合わせください。